パーキンソン病・パーキンソニズム(反応点治療研究会症例集)

振戦(しんせん)やすくみ足、歩行障害、便秘や排尿障害、うつ症状、自律神経障害、QOLの改善: このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会がパーキンソン病をテーマに東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクもご覧下さい。

2009年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年09月

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歩きにくく字が書きにくい

症例 60代 男性

初回 
4~5年前から脚がこわばり、歩きにくくなった。腕にもこわばりがあり、文字が書きにくい。また、手の振戦(ふるえ)も少し出ている。パーキンソン病専門の病院での治療に加え、何かプラスになることを期待して当院に来院された。耳、頭部の反応点が特に強く感じられた。平衡感覚の問題が、パーキンソン病に関係している可能性について話をし、自宅でのケアの重要性を伝えた。
       
5回目
耳や頭部の反応点はやや改善してきているようだ。腕、脚の筋肉の改善はあるものの、依然こわばりは残る。振戦は軽いが、あまり改善はない。自宅療法を徹底しておこなってもらうよう伝えた。

9~13回目
来院時は脚を引きずるように入ってこられたが、治療後スムースに歩けるようになった。耳の反応は改善し、脚の筋肉のこわばりがなくなっている。ここ数回の治療後は調子が良く、症状の改善もあり、反応点の状態も良くなっていった。

14回目
3週間程の間、通院が停滞した。この頃を境に調子が落ちてきたようだ。本当は治療を休みたくなかったのだが仕方のない事情があった。これが非常に残念だった。

最終
その後約2年間、来院され、時にはこのまま治ってしまうのではと期待するほど症状の改善も見られることもあった。しかし、治療の間隔があくにつれ良くなったり、悪くなったりを繰り返した。現在は治療に来られていない。

治療のポイントと反応点の状況
耳、頭部、喉の反応点を中心に治療し、筋肉は腕、大腿部、腰部を重点に治療した。

治療の経過と感じたこと(感想)
患者さんの立場なら当然、少しずつでも改善を実感したいものだ。その意味で、患者さんは治療結果に完全には満足されていなかっただろうと反省している。治療直後の改善は明らかであり、治療法の妥当性はある。平衡感覚の慢性的な障害を継続して治療することの難しさを実感した。治療回数の頻度を上げること、自宅療法をさらに真剣にやってもらうようもっと強く言い続けるべきだったのだろう。

反応点治療研究会
三田市 岸本鍼灸治療院 岸本直樹
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| 岸本鍼灸治療院  岸本直樹 | 17:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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